2017.10.10 就活
manifes 2017 イベントレポート part2

◆ はじめに

こんにちは、エンジニア兼CareerTechの編集担当の金山です。

今回は、9月9日に開催しました弊社主催のイベント「manifes2017」のレポート記事part2です。今回は、授賞式と受賞者へのインタビューをお伝えします。

前回の記事はこちら(http://tech.careerselect.jp/post/detail/Post/42/)

 manifes2017(http://careerselect.jp/manifes2017.html)は、「マニアックな技術こそが、新しいサービスを生む。マニアックな技術の祭典」というコンセプトのイベントです。マニアックなエンジニア学生と社会人エンジニアが集まり、それぞれが自分のマニアックなところを発表しあうことで、お互いの刺激となることを目指して開催しました。


◆ 授賞式

 マニアックなエンジニアによる発表が終わり、いよいよ審査の結果発表と授賞式です。manifes2017では、観覧者による投票によって決まる最優秀賞、優秀賞。そして、協賛企業の審査によって決まる各企業賞が用意されてました。


企業賞

 まずは、各企業賞の内容と受賞者の発表です。


いい生活賞「Leap Motion 小型モーションコントローラー」 

受賞者:会津大学 山本さん

ORO賞 「マニアックな技術書 3冊」

受賞者:名古屋大学 坂梨さん 


KLab賞「オリジナルエナジードリンク 10ケース+ギフト券」

受賞者:会津大学 伊藤さん


ドリコム賞 「オリジナルTシャツ&完全食COMP(人事私物)」

受賞者:公立はこだて未来大学 高橋さん



Career Select賞「tech企業ノベルティセット」

受賞者:東京工業大学 星野さん 


優秀賞&最優秀賞

 続いて優秀賞と最優秀賞の発表です


優秀賞 「フジミ模型 PtimoシリーズNo.4」

受賞者:岩手県立大学 戸羽さん

優秀賞は、Unityを使ったプレゼンテーションを行った「Prety」の開発者である戸羽さん


最優秀賞 「世界初のスマート傘『OPUS ONE SMART UMBREKKA』」

受賞者:名古屋大学 坂梨さん

最も会場からの票を集めたのは、超難解言語であるMalbolgeを紹介していた坂梨さんでした。


◆ 懇親会

結果発表も終わり、最後は懇親会です

大量のピザとお酒!!。

学生の方も企業の方も入り混じって交流していました。

◆ インタビュー

最優秀賞 名古屋大学 坂梨さん

Q. 「manifes2017の感想を教えてください」

A.「一つの分野にとらわれずに色々なことをやっている尖った人が集まっていて面白かったです」


Q.「自分は尖っていると思いますか?」

A.「Malbolgeの難解さを説明すると変態だと言われることがあります」


Q.「最優秀賞をもらえた決め手はなんだと思いますか?」

A.「Malbolgeのおかげだと思います」


Q.「Malbolgeの魅力はなんですか?」

A.「簡単には思い通りにならないところです。頑張ってパズルを解くように、解析をすることでようやく思い通りのことができるようになるところです」


Q.「malbolgeをやっていて辛かったことは何かありますか?」

A.「一番最初にコードを見た時に全く理解することができなかったことです。自分で手を動かしながら解析を繰り返して半年くらいでようやく読めるようになってきました」


Q.「学生のエンジニアの皆さんへ向けて一言」

A.「エンジニアをやっている以上、好きなものがあると思うのでそれを突き詰めて行くことが大切だと思っています。本当に好きなことであれば諦めるなんてことは頭に浮かばないと思います」


Q.「将来、どんなエンジニアになっていきたいのか?」

A. 「好きなことばかりを突き詰めていると世の中の役に立つものは作れないと思っています。なので、世の中で困っていることを見つけて、それを解決できる技術力をつけたいです」


優秀賞 岩手県立大学 戸羽さん

Q. 「manifes2017の感想を教えてください」

A.「参加していて周りの人もコアだなぁと感じました、自分は考えることが結構マニアックだと思っていて、参加したいと思ったイベントだったので参加できてよかった」


Q. 「Unityにハマったきっかけは?」

A.「ゲームが好きで、ゲームを作ってみようと思ったのがきっかけでした。Unityは触っていて自由度の高さにハマりました」


Q. 「今後Pretyを広めて行こうと思っていますか?」

A.「既存のツールが使いやすいという事実はあると思います。しかし、もっと拡張されたプレゼンテーションをしたいという人は使ってみて欲しいです。プログラマであれば、既存のツールにある機能だけではなく自分で作れるのは魅力だと思います」


Q. 「学生のエンジニアの皆さんへ向けて」

A.「作っていて自分が楽しいと思えるものを見つけると良いと思います」


Q. 「将来、どんなエンジニアになっていきたいのか?」

A.「目的がしっかりとわかっているエンジニアになりたい。課題や問題に対して開発しているものがなぜ必要なのか?という意識をしっかりと持って開発ができるエンジニアになりたい」


いい生活賞 会津大学 山本さん

Q.「manifes2017の感想を教えてください」

A.「イメージでは、もっとマニアックな人が集まるのかと思っていました。その中で自分は「田舎」というテーマで浮いてしまうのではないかと不安に思っていましたが、そんなことは無かったです」


Q.「田舎に興味を持ったきっかけは?」

A.「会津のスーパーの業務改善をきっかけに、地域の課題解決に興味を持ちました。地域の人達から話を聞くと課題が沢山見つかりました。その課題の中には、高い技術が無くても解決できることもたくさんありまして、それを解決したいと思ったことがきっかけです」


Q. 「学生のエンジニアの皆さんへ向けて」

A.「自分の好きなことをやるのが一番だと思います。そして、技術的にも深い部分を触ることも大切だと思うが、自分の身の回りの人でユーザーから意見をもらえるようなところで発表したほうが面白いと思います」


Q. 「将来、どんなエンジニアになっていきたいのか?」

A.「社会に価値を増やせるようなエンジニアになりたいです。課題を解決するようなサービスに携わりたいと思っています。地方に限った話ではないですが、地方にはまだまだ課題があるので、医療や食文化などの面で課題解決に携わっていきたい。」



◆ さいごに

manifes2017は非常にマニアックな人たちが集まるイベントになりました。インタビューをさせて頂いた学生が口をそろえて言うことが「自分の好きなことを見つけて、それをやり遂げる」ということでした。自身の興味がマニアックな所にあったとしても、それをやり遂げる事が大切であるというメッセージが込められていました。


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