2018.07.04 就活
2018夏インターンは内容で選ぼう!

◆ はじめに


皆様、こんにちは。エンジニア就活生を応援するメディア「Career Tech」です。

夏休み目前の今、学生さんとお話していると


「特にやりたいことが無いのですが…どうやってインターンを選べばよいのでしょうか?」


という質問をよくもらいます。

確かに「やりたいこと」ってすぐに見つかるものでもないし、じっくり真剣に考えていきたいものですよね。

そこで今回は、やりたいことが見つかっていない人に向けて「自分に合うインターンの選び方」を

《1》そもそもインターンってどんなものがあるの?

《2》自分に合うインターンはどう選べばいいの?

《3》それではさっそく情報収集だ!

に分けてご紹介していきます。インターンの締め切りも迫ってきている今だからこそ、是非読んでみてください(^^)


◆ インターンってどんなものがあるの?


Image by Tim Gouw on Unsplash


「自分に合うインターンの選び方」をお伝えするために

そもそも、どのようなインターンがあるのかをご説明します。

インターンには長期インターンと短期インターンがあります。更にその中でも、プログラミングに触れるインターンと、プログラミングに触れないインターンがありますが、今回は「触れる」インターンに限定して紹介します。


【①長期インターンシップ】

◎概要

・社員の一員として、実務を任せてもらえる。

・期間は数週間~数か月のものが多い。


◎特徴

・社風を肌で感じ、知ることができる。

・働くイメージがわく。

・採用枠が少ないが人気であるため倍率が非常に高い。

・現在のスキルレベル(技術力)を選考時に重要視する企業が多い。


【②短期インターンシップ】

◎概要

・数日~1週間程度でインターンのための特別プログラムを実施。

・ハッカソン形式のものがほとんどで、制作物ができる。

◎特徴

・同世代の繋がりができる。

・長期インターンに比べると企業の社風を知ることは難しい。


以上の点を簡単にまとめると下図のようになります。




自分に合うインターンはどう選べばいいの?


Photo by Simon Migajon on Unsplash



インターンには長期・短期があり、それぞれに特徴があることが分かりました。

通常は、ここで「やりたいことに合わせて選ぼう!」となりますね。

ですが、今回は「やりたいこと」を探すきっかけになるインターンの選び方をお伝えします。

それは、プログラミングの経験の量を軸とした選び方です。

「やりたいこと」を探すきっかけになるインターンを選ぶ場合は、人気企業ランキングなどで選ぶのではなく「授業以外に開発物があるか、ないか」という、現在の自分のプログラミング経験を基に選びましょう。


プログラミング経験が豊富な人


授業以外で複数の開発物があったり、エンジニアとしてアルバイトをしていたり競プロ・ハッカソンのようなイベントに意欲的に参加するなど、日常的にプログラミングをしている人には

長期インターンがおすすめ!

倍率が高く、インターンの合格をもらうには狭き門ではありますが、積極的にチャレンジしていきましょう!

理由は2つあります。

①普段とは異なる環境で開発に取り組める。

⇒プロのエンジニアと一緒に実際の業務へ取り組む経験は大変なこともありますが、学びも大きいです。多くの社会人と仕事をしたり、会話をかわすことで、現在自分の中にある仕事の取り組み方や考え方などをパワーアップさせることができます。


②実際の業務がどうなっているかを知ることができる。

⇒コードの書き方やチーム開発の進め方などを知れるので、実際に働くというイメージがしっかりもてます。イメージがもてると、自分が何をやりたいのかを考えるきっかけになるかもしれません。


プログラミング経験が少ない人


授業以外での開発物がない人やチーム開発未経験の人には

短期インターンがおすすめ!

理由は4つあります。


①開発物を完成させる経験が積める。

⇒企画~実装まですべてに携わり完成させるという開発のおもしろさや難しさをしっかり味わうことができます。今まで味わったことのない「プログラミングのおもしろさ」を感じられるかもしれません。


②チーム開発の経験がつめる。

⇒企業の中では、チームで開発することがほとんどです。今から、その経験をつむことで働くイメージをより持ちやすくなります。


③作ったもののフィードバックがもらえることもある。

⇒1人で開発すると気付けなかった点に気付ける可能性があります。


④授業以外での開発物の有無を選考時に見ている企業が多数ある。

⇒エンジニアの就職活動では、自走心や行動力を判断する基準として、開発物の有無がみられることがあります。そのため、短期インターンに参加し制作物を作ることによって、就職活動時にアピールすることができるようになります!


上記の点を簡単な図にまとめましたのでご自身の経験にあったインターンを選んでみてはいかがでしょうか?

このように、現在の自分のプログラミング経験がどちらに当てはまるかで判断し、インターンに参加すると、今までに経験したことがない経験をつむことができ、自分自身を成長させることができます。

その結果、新しい考えをもてたり、やりたいことが見つかる可能性もあります。また、将来に向けて「何を考えればいいのかわからない」人にとっては「考えるきっかけ」を作る機会にもなるでしょう。

新しいことに挑戦することで、新たな発見があるはずです!


それではさっそく情報収集だ!


インターン選びの軸は定まったでしょうか?

それではいよいよ、情報収集です。情報収集では、この「インターンカレンダー」を利用してみてはいかがでしょうか?

自分の軸に当てはまるものや気になるインターンがある人は

是非 キャリアセレクト にご登録ください(^^)

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しっかりインターンを選び、今後のキャリアにいかせるような有意義な夏休みにしてくださいね!